診療案内

婦人科

市川市子宮がん検診

市川市に住民登録のある20歳以上の女性が対象です。子宮頸がん検診は全員が受診できて、20歳代は偶数年齢、30歳以降は毎年受診できます。
子宮体がん検診は、基本的に50歳以上の希望書が受診対象です。50歳以下でも医師が必要と認めた場合は受診可能ですので、気になる症状があればお問い合わせ下さい。

当院では、子宮頸がん・体がん検診を行っております。二次検診としてHPV検査・コルポスコープ下生検も行っております。
また、市の検診の結果は郵送でお伝えすることも可能です。

対象

市川市に住民登録のある20歳以上の女性が対象(20歳代は偶数年齢、30歳以降は毎年)
体がん検診は50歳以上の希望書のみ。

自己負担

600円
体部細胞診をした場合は、プラス600円、
70歳以上の方などは無料

検診について

二次検診としてHPV検査・コルポスコープ下生検。
当院では子宮頚がん検診の精密検査として上記の検査を行うことが可能です。

婦人科一般診療

診療・検査内容

  • 良性腫瘍(子宮筋腫・卵巣嚢腫)の検査
  • 月経に伴う病気
  • 月経不順
  • 過多
  • 過少月経
  • 月経困難
  • 不正出血
  • PMS(月経前症候群)など
  • 更年期障害
  • 膣炎・性感染症
  • 骨盤臓器脱
  • 思春期相談

不妊症

検査・タイミング指導まで
一人ひとりの状態に合わせた検査・治療を行います。

産科

妊婦健診

当院は分娩の取り扱いはしておりません。
妊娠判定、里帰り分娩予定の方の妊婦健診などを行っております。
近隣の分娩取り扱い施設のご紹介も行っております。

大まかな妊婦健診の流れ

5週 生理が遅れているor自宅で妊娠反応陽性→受診。超音波検査で子宮内に胎のう確認。
6週 胎児心拍が確認できたら、母子手帳をもらいに行く。
8~10週 初期検査(採血・子宮がん検診・分娩予定日決定)
以降、24週までは4週おきに妊婦健診施行。
20週 クラミジア検査
24週 中期検査(採血)
32週 当院での健診は最後。診療情報提供書を作成。
34週 以降は分娩予定の病院へ。

産後自宅へ帰ってきた後のトラブルは産後ケアをご利用下さい。
母乳が上手く与えられない。乳腺炎かも。育児のことで聞きたいことがあるなど。

流産手術・人工妊娠中絶(2019年8月から)

妊娠10週未満の妊娠初期の方に限ります。

当院では手術に、手動真空吸引法(MVA)を用いています。
従来日本の多くの医療機関では、子宮頸管拡張~鋭匙による子宮内掻爬法(D&C)が用いられてきました。MVAはプラスチック製の器具を用い吸引して子宮内容を除去するので、金属製のものを用いるD&Cに比べて安全であり、術後の合併症も少なく、痛みも少ない方法です。世界保健機関(WHO)でもMVAを推奨しております。

朝一番でご来院頂き、子宮頸管拡張(子宮の出口を開く処置)の処置を行います。
その後一旦回復室でお休み頂き、約3時間後に手術を行います。静脈麻酔により鎮痛・入眠後、MVA法にて手術を行います。
術後は、意識がはっきりして体調も回復したことを確認したら、同日中夕方にご帰宅頂けます。

避妊相談

①緊急避妊

緊急避妊とは、避妊の失敗が起こったなどの場合に妊娠を防止する方法です。
最も一般的な方法は、緊急避妊ピルと呼ばれる薬を服用する方法です。子宮内避妊具を使用することもあります。
緊急避妊ピルは黄体ホルモン(レボノルゲストレル)を成分とした薬剤です。無防備なセックスが行われた72時間以内(3日以内)に服用しなければなりません。
緊急避妊ピルは妊娠を防止しますが、100%というわけではありません。正確に使用した場合でもおよそ0.7%に妊娠を防止できない場合があると言われています。服用してはいけない人や慎重に使用した方がよい人がいますので、処方する前に問診を行います。内服後、予定月経が一週間以上遅れるようなことがあったら受診して下さい。

緊急避妊ピルと子宮内避妊具は、性感染症(梅毒、淋病、クラミジア、ヘルペス、エイズなど)を予防することはできません。他の性感染症に感染していないかどうかお悩みでしたら、別途ご相談下さい。

②避妊用ピル

当院では、アンジュを採用しております。ピルをご希望の方へをご参照下さい。

③避妊リング(子宮内避妊具)

当院ではミレーナを採用しております。

産後ケア

2022年6月から、定期的に母乳育児外来を開催します。

日時 第2・4火曜日
午前中(一人一時間程度)
対象
  • 産後、授乳や育児について相談したい方
  • 乳房マッサージをご希望の方
  • 卒乳・断乳について相談したい方
料金 乳房マッサージ 3,000円
育児相談 2,000円
薬の処方や検査などが必要な場合は別途かかります。
予約方法 状況を確認させて頂きますので、必ずお電話にてお問い合わせ下さい。

乳腺炎重症化予防・ケア指導料について

乳腺炎が原因となり母乳育児に困難がある患者様に対してのみ算定されます。
当院は施設基準(*)を満たしているため、該当する患者様は4回まで保険診療で乳房ケアを受けて頂くことができます。

*乳腺炎の診療経験を有する医師と、5年以上の従事経験と資格を持つアドバンス助産師が在籍していること。

来院に必要なもの

  • 保険証・(当院受診歴のある方は)診察券・母子手帳
  • バスタオル1枚・フェイスタオル1枚・濡れたタオルを入れるビニール袋
  • 母乳で濡れても良いTシャツなど
  • おむつなど赤ちゃんの外出に必要なもの

ご注意頂きたいこと

乳房の症状の他、発熱・のどの痛み・倦怠感など、コロナ感染も疑われるような症状がある場合は、先に内科外来や発熱外来などの受診をお願いいたします。